マツエクの本数、増やす前に見てほしいこと|上大岡サロン店長が教える「本」と「束」の読み方
(2026年8月20日 更新)

80本、100本、90束、120束。マツエク(まつ毛エクステ)のメニュー表を見て、どれを選べばいいのか分からないまま手が止まった経験はありませんか。マツエクを長く続けている方でも、この数字の意味を説明できる方は多くありません。
つい「多いほうがきれいに見えるのだろう」と考えてしまいますが、本数は多いほどいいというものではありません。それに、並んでいる数字はすべて同じ数え方ではないのです。
「本」と「束」がどう違うのか、そして自分の目元にはどのくらいが目安になるのか。Un Sourireの料金表をそのまま使ってお話しします。
マツエクの「本」と「束」は、まったく別の数え方です
Un Sourireのマツエクは、大きく2つの方法をご用意しています。料金は次のとおりです(すべて税込)。
ここで、ひとつ不思議なことに気づきませんか。90束のほうが100本より数字は小さいのに、料金は高いのです。
理由は、数え方が違うからです。フラットラッシュは、1本の自まつ毛に1本のエクステをつけていく方法。数えているのはエクステそのものの数です。一方のボリュームラッシュは、細いエクステを複数本まとめて束にしたものを、自まつ毛につけていきます。数えているのは束の数です。
Un Sourireでは、1束は3本を基準にしています。つまり「90束」は、エクステの本数でいえばおよそ270本。「100本」より数字は小さいのに料金が高いのは、そのためです。
この3本は固定ではありません。隙間が空きそうなところは増やし、弱っている自まつ毛には減らす。同じ90束でも、どこに何本置くかは目元を見ながら変えています。
表記の仕方はサロンによっても違うので、他店で聞いた数字をそのまま持ってきても意味がずれることがあります。ここを知っておくだけで、メニュー表はぐっと読みやすくなります。
自分に合う本数の決め方|4つの順番
では、どう決めればいいのか。私たちは次の順番でご相談しています。
1. 本数より先に、自まつ毛の状態を見る
最初に決めるのは本数ではありません。いまの自まつ毛がどのくらいの太さで、どのくらいの量があるか。そこが分かってはじめて、合う目安が見えてきます。
40代を過ぎたあたりから、自まつ毛が細くなってきたと感じる方は少なくありません。お越しくださるお客様の85%が30〜50代の大人女性で、こうしたご相談は日常的に伺っています。
2. そもそも、本数だけで印象は決まりません
ここは誤解されやすいところです。同じ本数でも、カールや長さ、太さ、デザインによって見え方は変わります。
Un Sourireで扱っているカールは J・JC・C・D の4種類。同じ80本でも、どのカールをどこに置くかで印象はまるで違ってきます。
だから、本数だけを先に決めても仕上がりは決まりません。なりたいイメージを伺ってから、長さ・カール・本数をまとめてご提案しています。
3. 「増やす」より先に、「軽くする」を考える
ここがいちばんお伝えしたいところです。
自まつ毛が細くなってきたと感じたとき、本数を増やして補おうとする方が多いのですが、私たちはまず毛の種類を見直すことをご提案しています。
フラットラッシュは、軽くて持ちが良いのが特徴です。自まつ毛への負担を抑えたい方には、本数を足すよりも、こちらに変えるほうが結果的にご満足いただけることがあります。
4. 初回は少なめから。次で調整すればいい
一度で決めきる必要はありません。最初は少なめから始めて、次のメンテナンスのときに増やしたり、種類を変えたりして寄せていけます。
やらないほうがいいのは、初回からいちばん多いものを選ぶことです。仕上がりのイメージが自分の中でまだ固まっていない段階だと、「思っていたのと違った」となったときに戻す幅が小さくなってしまいます。
人によって表現が違うので、なりたいイメージを細かい部分までお聞きするようにしています
これは、店長が18年の現場で大切にしてきた姿勢です。「ナチュラルに」という同じ言葉でも、指しているものは人によってまるで違います。
Un Sourireでのマツエク|数字より先に、目元を見せてください
使っているのは、国産で持ちがよく、刺激が少ないグルーです。つけたあとどれだけきれいな状態が続くかは、本数選びと同じくらい大事だと考えています。フラットラッシュよりはっきりした印象になるセーブルラッシュもご用意しています。
一軒家をまるごと使った3席のみの小さなサロンで、横になったまま、まつ毛と眉、ネイルを2時間以内でまとめて受けていただくこともできます。
自然な感じにしたいけど、何本くらいがいいのかわからなくて…
カウンセリングでいちばんよく伺うのが、この言葉です。このときは「自然に見せたい」というご希望をお聞きしながら、目元に合う長さ・カール・本数をご提案しました。仕上がりをご覧になって、こうおっしゃっていただけました。
自然なのにちゃんと目元がきれいに見える
数字を決めることより、目元を見ながら一緒に決められる相手がいることのほうが、長い目で見ると大きいのだと思います。本数は、最初から決めてこなくて大丈夫です。
つけたあとのケアや持ちについてはマツエクの持ちを左右する寝方と日常ケアに、そもそもマツエクとまつげパーマのどちらが合うか迷っている方はまつげパーマとマツエクの違いにまとめています。サロンとしてのご案内は上大岡のまつエクのご案内をご覧ください。
よくある質問
Q. マツエクは何本くらいから始めるのがいいですか?
A. はじめての方には、少なめからのスタートをご案内することが多いです。一度で決めきらず、次のメンテナンスのときに増やしたり減らしたりして調整していけます。まずは自まつ毛の状態を見せてください。
Q. マツエクの「100本」と「90束」は、どちらがボリュームが出ますか?
A. 数え方が違うため、数字の大小では比べられません。フラットラッシュは1本の自まつ毛に1本つけていく方法、ボリュームラッシュは3本を基準にまとめた束をつけていく方法です。90束ならエクステの本数はおよそ270本にあたります。ただし本数だけで印象は決まりませんので、なりたい仕上がりのイメージからご相談いただくのが確実です。
Q. 自まつ毛が細くなってきました。本数は減らしたほうがいいですか?
A. 減らすより先に、軽いタイプに変えるご提案をすることがあります。フラットラッシュは軽くて持ちが良いので、自まつ毛への負担を抑えたい方に向きます。目元を見せていただいたうえで一緒に決めましょう。自まつ毛への負担が気になる方には、パリジェンヌラッシュリフトという選択肢もあります。
まとめ
マツエクの本数は、多いほどいいものではありません。そして「本」と「束」は別の数え方なので、数字の大小で比べても答えは出ません。
そして本数だけでも決まりません。カールや長さ、太さの組み合わせで見え方は変わります。大事なのは、いまの自まつ毛にどれくらいの重さが合うか。増やす前に、軽くするという選択肢があることを知っておいていただけたらと思います。
本数は、最初から決めてこなくて大丈夫です。まずは、いまの目元を見せてください。
